お金をなくす
お金をなくす
お金は便利なものです。物々交換だった世界にお金が生まれることで潤滑剤の役割を果たし経済は大きく発達しました。しかしお金には負の面もあるのです。お金というのは抽象的なものなのでいくらでも貯められるのです。無限に貯められるため働いても働いてもきりがありません。お金を貯めるために無駄な仕事を作ってしまうのです。
経済の本質は物々交換です。十分に情報技術が発達した世の中であれば需要と供給が瞬時にマッチングするので潤滑剤としてのお金はいらなくなるはずです。
資本主義の仕組みでは自動化が進んでくると自動化機械を持っているところにお金が集中してしまいます。また人々が生活のための仕事をやめて好きなことをする時代ではお金をためても意味がありません。お金を使わないポスト資本主義を考える必要があります。